高圧設備工事
高圧設備工事の代表的なものには、引き込み設備工事と受変電設備工事があげられます。
引き込み設備工事は、電力会社から電力供給を受けて、引き込み点から高圧ケーブルを敷設、受変電設備までの電力引き込みを行う工事をいいます。
引き込み点は架空であれば電力会社から電柱・引き込み金物を介し、PAS(屋外用高圧気中負荷開閉器)にて電力の引き込みを行います。
PASから受変電設備までの高圧ケーブル敷設については架空や地中埋設、露出配管など多くの手法があります。
主要な取り扱い機材・資材は、引き込み金物、コンクリート柱、PAS(高圧気中開閉器)、高圧ケーブル端末処理剤、高圧ケーブルなどがあげられます。
電力会社からの供給電力を地中を通して行う場合には、地中埋設工事を行います。
この場合には、UGS(高圧交流ガス開閉器)を利用して電力の引き込みを行います。
UGSから受変電設備までのケーブルは多くの場合、地中埋設によって敷設されるのです。
この場合の主要取り扱い機器や資材としては、ハンドホール、UGS(高圧交流ガス開閉器)、高圧ケーブル端末処理剤、高圧ケーブルが利用されます。
電力会社から供給された高圧の電力を施設で使用できるように低圧の電力に落とし込む受変電設備に関する工事を受変電設備工事といいます。
一般には、家庭でもお馴染みの200V、100Vの電力まで落としますが、使用される設備によっては400Vの電力に変電するケースもあります。
受変電設備工事には、受変電設備設置工事、機器増設工事、機器交換工事などがあげられ、定期点検やメンテナンスも行われます。
受変電設備設置工事は、電力を低圧に変電する設備の設置工事です。
受変電設備としてはオープン変電所かキュービクルのいずれかになります。
機器増設工事は、施設の使用電力が増加した場合に、受変電設備の容量アップを行う工事です。
トランスの交換や増設、それに付随する各種の機器の交換・増設を行います。
使用している機器の耐用年数経過に伴う交換工事が機器交換工事です。
使用機器によって、それぞれ耐用年数が定められています。
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